海外のマンション事情
海外に目を向けた場合、マンション事情はどのようになっているのだろうか。
海外では、日本より以前から、シェアという文化があり、特に若者は、賃貸料を少しでも安く抑えるために、リビングやキッチン、ダイニングの3か所を数人とシェアし、あとはそれぞれに一人づつ寝室があるというものだ。
だいたい、そういったものには家主であるオーナーのような方が存在しており、その方が住人を募集する。
掲示板やインターネットなどで呼びかけ、それを見つけた人が連絡を取り、部屋の下見に行く。
そこへ集まって来た人達が、一つ屋根の下で住むようになるのだ。
こういった場合、たいていは家具などは備え付けられており、個人的に持っていく必要はない。
自分が必要なものだけ持って入れば良い。
もちろん、こういったタイプに住むのは、たいていが一時的に住まいを探している人に多い。
もちろん、この他に賃貸マンションや分譲マンションもある。
賃貸マンションの場合、日本と異なり何年契約という契約が多く、もし2年契約とかしてしまえば、その間は契約の解除ができない。
つまり、住まなくなったとしても、家賃を払い続けないといけないということになる。
特に海外の場合は、日本の東京の大都市ほど大きな都市は少なく、だいたいダウンタウンと呼ばれる場所は、数ブロック内に収まっている。
例えば、カナダやオーストラリアの大都市では、ダウンタウン内のマンションに住もうと思うなら、やはり相当の家賃を払わなければならない。
反対にアメリカの場合は、あの広い面積の中で、大都市と呼ばれる都市は数えるほどにすぎず、その他の都市は、たいてい車が必要になる。
またアメリカは、日本とは異なり、土地がたくさんある。
よって、地方の場合だと一戸建てを建てるケースが多い。
アメリカで、マンションと言えば、やはりニューヨークのマンハッタンだ。
ニューヨークは、全世界中から人々が集まる。
更に、アートの街、ブルースの街、ミュージカルの街、ファッションの街。
色々な顔を持つ街であり、それぞれの分野に長けた人たちが大勢集まってくる。
そんなニューヨークのマンハッタンの家賃は相当なものだと聞いたことがある。
それ故、狭くて少しでも安い部屋が人気だそうだ。
私が知るニューヨークは、日本の東京ほど近代的で綺麗なマンションが建っている記憶はない。
結構年季の入った建物がたくさん並んでいた。
そんな築浅でもないマンションでも、マンハッタンという土地柄だけに相当な金額のようだ。
やはり、立地条件で選ぶ人が多い証拠だろう。
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